手取り60万円の家計を「4つの敵」で分解したら、見落としに気づいた話|固定費・変動費・不定期費の仕分け直し

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うちの家計簿(夫が管理している分)は、月449,530円・投資は手取りの32.5%です。中身はこの記事の前半にそのまま載せています。家計簿を公開してから何度か聞かれたのが「じゃあ結局、何から見直せばいいの?」という質問でした。

正直、当時は答えられませんでした。支出を全部書き出すことはできても、「どれが本丸で、どれが後回しでいいか」の順番までは整理できていなかったんです。

最近、家計の支出を4つに分けて考えるという方法を知って、うちの家計に当てはめ直してみたら、地味に見落としていたものに気づいたので書いておきます。

我が家の月の家計簿(世帯手取り60万円)

項目 月額
住宅ローン 125,000円
電気(オール電化・ガス代なし) 20,000円
水道 5,000円
通信費(夫婦の携帯2台+自宅の光回線) 7,530円
サブスク 4,000円
ガソリン 35,000円
子どもの習い事 8,000円
日々の買い物(日用品・お小遣い込み) 50,000円
新NISA(S&P500) 150,000円
投資用口座へ現金を移動 45,000円
合計 449,530円

手取り60万円のうち、投資・貯蓄に19.5万円(新NISA15万+現金移動4.5万)=貯蓄率32.5%。残りの約15万円が、食費(妻管理)と予備、そして後で説明する年払いの積立に回っています。

手取り60万の使い道、ざっくり3つに分けると

  • 投資・貯蓄:19.5万円(手取りの約32%。妻のオルカン2万を含めると世帯で21.5万円)
  • 固定費・生活費(食費除く):25.5万円
  • 残り約15万円:食費(妻が別管理)+年払いの積立+予備

派手に節約しているつもりはありません。ポイントは、固定費を一度きちんと絞って、投資を「先取り」で自動化していること。この2つだけです。

固定費を絞れている3つの理由

我が家の固定費が軽いのは、次の3つが効いています。

  • オール電化でガス代がゼロ……光熱費が電気に一本化されて、電気2万+水道5千でおさまっています。ガス代がないのは地味に大きい。
  • 格安スマホ+光回線で、通信費が夫婦2台+自宅ネットでも月7,530円……ここが一番の差。大手キャリアのままなら、これだけで毎月1万円以上ちがいます。格安SIMにしたとき、戸建ての光回線をどう選んだかはこちらに書きました。
  • サブスクは月4,000円に厳選……「なんとなく入っているもの」を一度全部書き出して、使っていないものは解約。

固定費は一度見直せば、あとは何もしなくても毎月効き続けます。我慢する食費の節約より、ずっとラクで続きます。

意外と忘れがちな「年に数回の特別費」

月の家計簿だけ見ていると見落とすのが、年払いの大きな出費です。我が家の場合:

  • 固定資産税:約150,000円/年
  • 自動車税(車2台分):112,400円/年
  • 車検(車2台分):2年ごとに約240,000円(年換算で約12万円)

これを月にならすと約3.2万円。つまり、月の家計簿449,530円に上乗せした「本当の月コスト」は約48.1万円です。年払いは「来たときに焦る」費目なので、毎月少しずつ別口座に積み立てておくと、家計が安定します。

投資は「先取り」で自動化する

我が家がブレずに続けられている一番の理由は、給料が入ったら、先に投資・貯蓄を引いてしまうからです。残ったお金で暮らす、という順番にするだけで、自然と貯まります。

中身は、夫の新NISAでS&P500が月15万円(クレカ積立10万円+現金で5万円買い増し)+投資用口座へ現金を月4.5万円。暴落時の買い増し用と将来の備えです。さらに妻も別途、オルカン(全世界株式)を月2万円クレカで積み立てています。世帯で合わせると、毎月21.5万円を投資に回している計算です。新NISAの積立額やクレカ積立上限の話は新NISAのクレカ積立「月10万円上限」の超え方に詳しく書いています。

おまけ:我が家の家計を、辛口で採点してみた

せっかく全部出したので、自分で点数をつけてみます。身内に甘くならないよう、辛口で。

項目 評価 ひとこと
貯蓄・投資率(世帯で約36%) ◎ 子育て+ローンありで手取りの3分の1超。ここは胸を張れる。
固定費(通信・光熱・サブスク) ◎ 通信費7,530円・オール電化・サブスク厳選。一度絞れば効き続ける。
住宅費(手取りの約21%) ○ ローン12.5万は健全圏。今は繰り上げより投資を優先。
車のコスト(2台) △ ガソリン+税金+車検が2台分。必要だけど家計で一番重い。
家計の見える化 △ 食費は妻が別管理。回ってはいるが、全体を一枚で把握できていない。

自己採点は85点。「固定費を絞って、投資を先取りで自動化する」という土台はできている、というのが実感です。減点は、車2台のコストと、夫婦で財布が分かれていて家計全体を一枚で見られていないこと。この2つが我が家の次の宿題です。

月21.5万円を投資・貯蓄に回せるようになった順番

我が家は最初から投資額を増やしたわけではありません。先に保険、通信費、自動車保険を見直して、毎月残るお金を作りました。何から見直したのか、実際の金額と順番はこちらにまとめています。

我が家の固定費削減・全記録を見る

支出を「4つの敵」に分ける

やり方はシンプルで、毎月の支出を次の4種類に仕分けるだけです。

分類 内容
①毎月の固定費 住宅ローン・光熱費・通信費など
②毎月の変動費 食費・日用品・ガソリン代など
③不定期の固定費 税金・保険料など年単位で決まっているもの
④不定期の変動費 車検・家電の買い替え・旅行など

①②は毎月の明細を見ればすぐわかるので、家計簿をつけている人ならもう把握できています。問題は③と④です。年に1回か数年に1回しか出てこないので、家計簿アプリの「今月の支出」には出てこず、見直しの対象から漏れやすいんですよね。

うちの家計を仕分け直してみた

以前公開した家計簿の数字をこの4分類に当てはめ直してみました(食費は妻が別財布で管理しているので、ここでは私が管理している分だけです)。

分類 内訳 月換算
①毎月固定費 住宅ローン12.5万+電気2万+水道0.5万+通信0.75万+サブスク0.4万 約16.2万円
②毎月変動費 ガソリン3.5万+子の習い事0.8万+日々の買い物5万 約9.3万円
③不定期固定費+④不定期変動費 固定資産税・自動車税(2台分)・車検(2台分)を月ならし 約3.2万円
投資・貯蓄 新NISA(夫)19.5万+妻のオルカン2万 約21.5万円

並べてみて気づいたのは、③+④の「年払い特別費」を月ならしすると約3.2万円もあるということ。これまで感覚的には「たまに大きい出費がある」程度にしか捉えていませんでしたが、数字にして毎月の費目と横並びにすると、通信費や水道代よりずっと大きい枠だとわかります。

うちの場合、投資(夫の新NISA)を給料日に先取りで自動化しているので、①②が多少ブレても家計が崩れることはありません。でも③④は「思い出したときに口座から抜かれる」感覚のまま放置していたので、正直この記事を書くまで正確な月換算額を出したことがありませんでした。

見直すなら、どこから手をつけるか

4つに分けてみて、うちの場合の優先順位はこうなりました。

  • ①固定費:もうかなり絞ってある(オール電化・格安SIM・サブスク厳選済み)ので、ここから削る余地は小さい
  • ②変動費:日々の買い物5万円が一番人の手が入りやすい枠。ここを1〜2割見直すのが一番現実的
  • ③④不定期費:削る対象というより「毎月の家計に組み込んで忘れないようにする」枠。存在を忘れて赤字になるのを防ぐのが目的

結局、③④は「減らす」ではなく「見える化して先取りしておく」対象なんだと気づいたのが、今回の一番の収穫でした。年払いのものを月割りで積み立てる口座を別に用意している人がいる理由が、ようやく腹落ちした気がします。

仕分けて余った分は、置いておくだけで終わらせない

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まとめ|4つに分けると、見落としが見える

  • 支出は①毎月固定費②毎月変動費③不定期固定費④不定期変動費の4つに分けて考えると整理しやすい
  • うちの場合、③④の年払い特別費が月換算約3.2万円あり、感覚より大きかった
  • ①はほぼ絞りきっているので、次に見直すなら②の日々の買い物5万円
  • ③④は削る対象ではなく、忘れないように毎月の家計に組み込む対象

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