18年続けたドル建て貯蓄型保険を解約してインデックス投資に振り切った話|46歳の決断と現在地

投資・資産形成

共働き40代けんいちです。私の投資ストーリーは、いわゆる「個別株や短期売買で失敗してインデックスに辿り着いた」という王道パターンとは少し違います。本記事では、20代後半から18年間続けてきたドル建て貯蓄型保険を2023年1月に解約し、その解約返戻金約1,100万円を一括で株式投資に投入した、私の人生最大の金融判断について本音で書きます。

20代後半から始めた「ドル建て貯蓄型保険」18年継続

結婚して子供ができた頃、保険外交員に勧められて契約したドル建て貯蓄型保険。「老後の備え+ドル分散+万が一の保障」という3点セットの提案に納得して契約しました。月々の保険料は固定で、為替に多少左右されながらも18年間休まず払い続けました。

保険会社のシミュレーションでは「○年後に××万円になる予定」という見込みが提示されていましたが、当時は「保険=安心」という思考で、リターンの絶対額を投資商品と比較したことはありませんでした。

「これってもしかして…」と気づいた40代半ば

40代に入り、共働き40代の家計ブログや書籍(「敗者のゲーム」「JUST KEEP BUYING」など)を読み始めると、ある事実に気づきます。

同じ金額をオルカンに18年積み立てていたら、保険の解約返戻金より明らかに増えていた可能性が高い。
保険会社の手数料が想像以上に高く、純粋な運用益としては年利1〜2%程度しか働いていなかった、という現実。

もちろん「保険」としての保障機能はあったので無価値ではありません。ただし、子供が大きくなり住宅ローンも残債が減ってきた今、必要な保障額は契約当初より大きく下がっていました。「保障」「貯蓄」「運用」のうち、本当に必要なのは「保障」だけ。だったら掛け捨ての安い生命保険+運用は別商品に分けるべき、という結論に至ります。

2024年:18年続けた保険を解約。返戻金は約1,100万円

長年のお付き合いがあった保険外交員にも申し訳なさを感じつつ、2023年1月に解約手続きを実行。受け取った解約返戻金は約1,100万円でした。

「保険18年で1,100万円」と聞くと多く聞こえますが、月々払い込んだ保険料の合計を考えると、実質運用利回りは年1〜2%程度。同期間にオルカンに積み立てていれば、概算で1,500万〜1,800万円になっていた可能性が高い計算です。機会損失は数百万円あったと感じています。

そして1,100万円を「最初からインデックス+高配当株」へ一括投入

解約返戻金1,100万円をどう使うか。選択肢は3つありました。

選択肢 メリット デメリット
①住宅ローン繰上返済 心理的安心・利息圧縮 フラット35・1.31%は実質低金利、繰上の費用対効果は弱い
②現金のまま定期預金 元本保証 物価上昇率3%で実質目減り
③株式投資へ一括投入 長期で物価上昇+複利を取りに行ける 短期下落リスク

夫婦で1週間悩んだ末に選んだのは③株式投資へ一括投入。ただし「個別株や短期売買で一発当てる」のではなく、最初から長期保有前提のインデックス+高配当株に振り切ると決めました。

2024年に組んだポートフォリオ(解約返戻金1,100万円の配分)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン):500万円
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):300万円
・日本高配当ETF+高配当個別株:200万円
・現金(暴落時の追加投入用バッファー):100万円

「個別株・短期売買を経由していない」理由

多くの投資ブログでは「個別株で失敗→FXで失敗→インデックスに落ち着いた」という王道パターンが紹介されますが、私の場合はその経験がありません。

理由はシンプルで、保険18年で「長期積立を淡々と続けることの強さ」を体感していたからです。短期売買は本業(管理部門の仕事)の集中力を奪うし、家族との時間を犠牲にしてまで張り付くものではない。だったら、長期で勝率の高いインデックス+高配当株に最初から張ろう、という判断でした。

2026年現在の資産状況

2023年1月の一括投入から約1.5年後の2026年5月時点での資産状況を公開します。

項目 金額
投資元本(保険解約返戻金+追加積立) 約1,500万円
含み益 約400万円
現金・預金 約200万円
金融資産合計 約2,200万円

同じ立場の40代へ:気づいた今が動くタイミング

もし今、ドル建て保険・終身保険・養老保険などの「貯蓄型保険」に長く加入しているなら、一度立ち止まって試算してみてください。

  • 純粋な運用利回りは何%か?
  • 同期間でインデックスに積み立てた場合との差額は?
  • 本当に必要な「保障」は、掛け捨て型に切り替えた方が安くないか?

私は18年続けた末に解約しましたが、もっと早く気づきたかったというのが本音です。同じく40代で「保険のままでいいのかな」とモヤモヤしている方の判断材料になれば嬉しいです。

まとめ:私の投資ストーリー

  • 20代後半〜2023年初頭:ドル建て貯蓄型保険を18年継続
  • 2023年1月:保険解約。返戻金1,100万円を受領
  • 2024年:1,100万円を最初からオルカン・S&P500・高配当株に一括投入(個別株・FX経由なし)
  • 2026年:金融資産2,200万円突破
  • 目標:55歳で5,000万円、65歳で1億円

「いつ始めるか」より「気づいた時に動けるか」。46歳の今からでも、長期投資の複利は十分に効きます。あなたの一歩を応援しています。

📌 運営者プロフィール(けんいち家の前提)

夫(運営者) けんいち / 46歳 / 上場企業 管理部門 / 年収700万円
41歳 / 共働き / 年収300万円
子供 小学生+幼稚園児の2人
世帯年収 約1,000万円(夫700万+妻300万)
住宅ローン 2020年12月実行 / フラット35・固定1.31% / 残債3,800万円
投資の起点 18年続けたドル建て貯蓄型保険を2023年1月に解約 → 解約返戻金1,100万円を株式に一括投入
投資先 最初からオルカン・S&P500・高配当株(FXは一切経験なし、個別株・短期売買も経由なし)
資産(2026年5月) 金融資産2,200万円(住宅ローンありで達成)
スマホ通信費 夫婦ともに日本通信SIM 月1,390円プラン(2人で月2,780円)
自動車保険 SBI損保(父知人代理店から切替で年2.5万円節約)
愛車 FJクルーザー
家計管理 紙ベース+クレカ明細(マネーフォワード等のアプリは利用していません) / iDeCoは現時点未活用、新NISAに集中

※本ブログの全記事は、上記プロフィールを前提とした実体験ベースで執筆しています。

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