こんにちは、共働き子育て真っ最中サラリーマンのけんいちです。
今日は、私が購入したオリエンタルランド株について率直に思うところを書きます。株主優待で夢の国のパスポートがもらえるのは魅力ですが、果たして本当にそれが最適な投資先だったのか?最近つくづく考えるようになりました。
オリエンタルランド株の現状
私はオリエンタルランド株を300万円ほど購入しました。一時は含み損がマイナス120万円まで膨らみましたが、最近は少し戻してマイナス95万円程度。それでもまだ大きな赤字です。
優待としては、年に1〜2枚のディズニーパスポートが届きます。家族でディズニーに行くと確かに助かるのですが、よくよく考えるとそれはせいぜい数万円分の価値。投資額300万円に対してのリターンとしては、決して大きいとは言えません。
高配当株ならどうなっていたか
もしこの300万円を現実的な高配当株に投資していたらどうでしょうか。簡単に比較してみます。
| 投資先 | 投資額 | 優待 | 年間配当 | 毎月の配当収入 | 例 |
|---|---|---|---|---|---|
| オリエンタルランド株 | 300万円 | 年1〜2枚のパスポート | 数千円 | 数百円 | なし |
| 高配当株(配当利回り3%) | 300万円 | なし | 9万円 | 0.75万円 | JT、三菱商事、三井物産 |
| 高配当株(配当利回り4%) | 300万円 | なし | 12万円 | 1万円 | 住友商事、NTT、三菱HCキャピタル |
※表中の太字部分は、特に読者が注目すべき利回り・配当額を強調しています。
この表を見ると、毎月の現金収入という面では高配当株の方が圧倒的に優位であることが分かります。利回り3~4%程度であれば、安定性もありつつ十分現金収入として機能します。
我が家のディズニー事情
正直、ディズニーが大好きで何度も行く人であっても、優待パスポートより毎年安定して入る配当金のほうが価値があるのではないかと思います。**我が家の場合は行っても年に一回程度なので、なおさら「パスポートより毎月0.75~1万円の配当金」のほうがありがたい」**のです。
子育て世代にとっては、固定費を補える現金収入こそが安心につながります。教育費、住宅ローン、老後資金と支出が山ほどある中で、優待だけに資金を縛ってしまうのはもったいないと感じるようになりました。
今後どうするか
オリエンタルランド株を手放すかどうかは迷った時期もありました。せっかく300万円も投入して長期で持ってきたので、株価が回復するのを信じて持ち続けるつもりです。
確かに高配当株に乗り換えれば、毎月の配当金という「現金収入」を得られます。しかし、オリエンタルランドは今後クルーズ船の計画など新たな事業展開も控えており、長期的な成長を期待できると考えています。短期的な配当よりも、株価回復や将来の成長に賭けたいと思います。
投資は結局、何を重視するかで答えが変わります。「短期的な安定収入」か「将来の企業成長」か。 私は後者に賭けて、オリエンタルランド株を持ち続ける選択をしました。
📌 まとめ
- オリエンタルランド株300万円購入 → 優待パスポート年1〜2枚+少額配当
- 現実的な高配当株300万円購入 → 年間9~12万円の配当収入(毎月0.75~1万円)
- 我が家はディズニーに行っても年1回。だからこそ「パスポートより毎月のキャッシュフロー」が大事
- 今後の事業展開(クルーズ船など)も期待できるため、長期的な株価回復を信じてホールド
投資を始めた当初は「優待=お得」というイメージに惹かれていましたが、今は「現金を生む仕組み」と「企業の将来成長」を重視することの大切さを実感しています。これからもオリエンタルランド株を長期で持ち続けていこうと思います。

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